Sangha‐サンガ

日常に役立つ仏教を考える僧侶のブログ

真似をすれば仏になれる?真言宗の修行とは...!

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hasunnohaは、こうしたブログを書いている人間にとっては本当に救世主です...笑

何を描きたいか迷った時も、日々様々な質問をいただけるので、それをもとに記事が書けるんです。

有難や....笑

それでは今日のテーマ

「仏の真似をすれば仏になれる」が真言宗の教え!

 

質問

一年ほど前に転職し、表面上はとても明るくハキハキと感じよく…を努めて動いて参りました。

その甲斐あってか、暫くは人間関係も滞りなく円滑なものでした。
しかし、その偽った自分でいることが疲れてきてしまいました。

 

回答

良い人の真似をすれば良い人になる
ぼくたち真言宗の教えの極致は「即身成仏」です。(ミイラになる即身仏ではないですよ!)
この教えは、とても簡単に言えば「仏と同じことをすれば仏になる」というもの。
そのための修行方が「三密行」といって、身と口と意(こころ)を仏さまに近づけるのです。


身...は仏様と同じ行いをする(印契)
口...は仏さまと同じ言葉を使う(真言)
意...は、仏様と同じ考えをする(瞑想)

つまり、「仏の真似をすれば仏になれる」のが真言宗の教えです。
しかし、もちろん一日二日じゃすぐには成仏できません。
これを、毎日毎日おこなって、何年も積み重ねて始めて仏様のようになれるのです。

そこから考えると、「いいひとのふりをする」というのは、ナチュラルな修行です。
今の自分が嫌だから、偽りに自分を演じている。でも辛い。

これはお坊さんの修行そのものです。
お坊さんも、自分を変えたいから修行します。
修行はつらい。でも、成長して行く実感は、お金では替えがたい喜びです。

自分を変えようとする時期は、修行の期間なんです。
しかし、常に「いい人の真似」をし続けて、半年後、1年後、3年後の自分と見比べてください。とても素敵な人になっています。

 

エンジョイ、修行。

・・・僕は、中学生のときは怒りっぽく、横暴でわがままだったのですが、クラスで軽く嫌われてからは「クラスの人気者の真似をしよう」と思って過ごしていました。 笑
流石に人気者にはなれませんでしたが、今はほとんど怒ることもなく、わがままだけど穏やかに過ごしています。

 

真言宗の教えは、一見突飛なようで理にかなっているものが多いんです。

結局、仏さまの力を借りはするけど、動き出すのは自分自身。これが、真言宗の修行のありかたです。

 

これからも、わかりやすく、楽しい仏教・密教を伝えていけるよう頑張ります!

 

おわり。ナム!

不悪口院くるとん